どれくらいあるのか
国立国会図書館サーチで「インターンシップ」を引くと、3,000件以上ヒットします。数字だけ見れば、本はいくらでもあるように見えます。
でも中身を見ると、その大半はこの三つです。
- 学生向けの就活本(「絶対内定」のような年版シリーズ)
- 大学・自治体・行政の年次報告書や手引き
- 他分野の本で、章・節にインターンシップが出てくるもの
ここで、今回の範囲をはっきり書いておきます。
学生が選考を突破するためのテクニック本は、今回は除いています。 就活対策本、インターン選考の攻略法、エントリーシート・面接のノウハウ本、年版シリーズの類です。同じく、大学・自治体・行政の年次報告書も外しています。これらは、インターンシップを設計し、運営し、研究する側が読む本とは別のジャンルだからです。(ただし、キャリア教育の授業で使うテキストは、教材選定に関わるので入れています)
こうやって「インターンシップそのものを主題にした、研究書または実務書」に絞ると、数えられる数になります。今回、出版社の公式ページを一つずつ開いて書誌を確認できたのは、研究書11冊、実務書6冊。これに隣接領域のものを加えても、20冊を少し超える程度です。
一つの分野としては、まだ小さな棚です。しかも、この中にはすでに品切れ・重版未定のものもあります。
以下、実際に並べてみます。※未確認のものを排除したため、見落としもあるはずです。抜けている本をご存知の方は、ぜひ教えてください。
日本のインターンシップ研究・実践資料室
インターンシップの本棚
インターンシップそのものを主題にした研究書・実務書と、考えるために隣の棚から借りてくる本。出版社の公式ページなどで書誌を一冊ずつ確認したものだけを並べています。
研究書・学術書11冊
インターンシップを主題または主要な章に据えた研究書。
長期実践型インターンシップ入門
今永典秀 編著/ミネルヴァ書房/2024年4月
長期実践型インターンシップの特徴の解説、経験者の追跡調査による証言とアンケート結果、学びを最大化するエッセンス、コーディネーターからのアドバイスで構成。長期実践型に特化した日本語の入門書として編みました。
最新インターンシップ
ニューノーマル時代のキャリア形成
古閑博美・牛山佳菜代 編著/学文社/2023年1月
理論編10章でインターンシップの目的・変遷・事例・採用選考との関係性・コロナ禍の影響・ICT化・SDGsまでを、実践編28レッスンで心構えからトラブル対処までを扱います。誓約書・協定書などの資料も収録。
キャリアを拓く学びと教育
吉本圭一 著/科学情報出版/2020年3月
第6章「職場体験・インターンシップの日本的展開」、第7章「アクティブ・ラーニングから職業統合的学習(WIL)へ」、第8章「インターンシップの無業抑制効果」。インターンシップをWILの文脈に置いて論じています。
スタージュ
フランス版「インターンシップ」 社会への浸透とインパクト
五十畑浩平 著/日本経済評論社/2020年2月
フランスの義務的インターンシップ制度「スタージュ」を、18世紀のグランゼコール創設から近年噴出した問題まで追った単著。有給・数か月が当たり前の国で何が問題になっているのか。日本の議論を相対化するのに、これほど役立つ本はありません。
人材開発研究大全
第7章「インターンシップによるキャリア育成の効果」見舘好隆
中原淳 編/東京大学出版会/2017年4月
896ページの大部のうち、第1部「組織参入前の人材開発」に見舘好隆によるインターンシップの章が収められています。インターンシップを組織参入前の人材開発として位置づけたところが重要です。
学校インターンシップの科学
大学の学びと現場の実践をつなぐ教育
田島充士・中村直人・溝上慎一・森下覚 編著/ナカニシヤ出版/2016年3月
教職課程の学生が長期にわたり学校で研修を行う「学校インターンシップ」を扱う研究書。企業とは対象が別ですが、第2部でヴィゴツキー理論を使って実践と学びの行き来を説明するところは、長期実践型を考えるうえでも示唆的です。
インターンシップ 第二版
キャリア形成に資する就業体験
古閑博美 編著/学文社/2015年3月
2011年版の第二版。理論編6章+実践編42項目の構成で、研究書というより授業用テキストです。副題が初版の「キャリア教育としての」から「キャリア形成に資する」へ変わっています。
インターンシップ入門
就活力・仕事力を身につける
日本インターンシップ学会関東支部 監修/折戸晴雄・服部治・横山皓一 編/玉川大学出版部/2015年3月
学会が監修した最初の一冊。序章+提言編・理論編・実践編の三部構成で、キャリア形成、参加効果、海外インターンシップ、大学事例、企業採用、事前事後指導を扱います。監修名義が「関東支部」で、現在の「東日本支部」の前身です。
インターンシップ
キャリア教育としての就業体験
古閑博美 編著/学文社/2011年4月
理論と実践の両面からインターンシップを解説。第1部の理論編でキャリア教育・企業視点・体験学習・フランスの制度・メンタルヘルスを、第2部の実践編で職場のスキルを扱います。
インターンシップとキャリア
産学連携教育の実証的研究
高良和武 監修/石田宏之・太田和男・古閑博美・田中宣秀 編/学文社/2007年5月
日本のインターンシップ研究の基礎文献。文系・理工系・国立大学・大学院・海外の事例分析、受入企業と学生の意識ギャップ、採用との関連性までを検証します。吉本圭一、亀野淳、和栗百恵、田中宣秀ら、その後この分野を担う面々が執筆。
インターンシップ
古閑博美・垂石嘉昭・垂石幸与・仁平征次・野添雅義・角幸子 著/学文社/2001年6月
1997年の三省合意から数年後に出た一冊。「知識や技術だけでなく実践的な問題解決能力が必要」という問題意識から、職場実習を通じた学習の意義を論じています。黎明期の資料としての価値。
実務書・ガイド6冊
設計・運営する側が実務で使う本と、授業で使うテキスト。
完全版 インターンシップの教科書
自分のチカラを見つけたい、試したい、伸ばしたい
松高政・西岡亜矢子 著/ナカニシヤ出版/2024年4月
2022年の制度改正に対応した授業用テキスト。「あなたはどうなりたいのですか?」を起点に、目的・目標設定、自己分析、ビジネスマナー、経験の振り返りまでを段階的に学ぶ全8章。学生が読む本ですが、キャリア科目を持つ教員には教材選定の選択肢に。
学生を育てるインターンシップ
松高政/産学協働人材育成コンソーシアム/日本学生支援機構/ジアース教育新社/2022年4月
CIAC認定のインターンシップコーディネーターによる実践報告集。学内外での役割・業務、教育的効果、直面する課題と対応方法をまとめています。リモートインターンシップの章も。コーディネーター自身が書いた本としては、これが最も直接的です。
企業のためのインターンシップ実施マニュアル
野村尚克・今永典秀 著/日本能率協会マネジメントセンター/2021年4月
企業側の視点でインターンシップを解説し、プログラム構築の方法とプログラム作成シートを示したもの。実施を「投資」として位置づけています。企業の人事・採用担当者に向けて、プログラムの組み方を具体的に示した数少ない一冊です。
大学教育を変える、未来を拓くインターンシップ
松高政 編著/産学協働人材育成コンソーシアム 監修/ジアース教育新社/2020年5月
「インターンシップ専門人材」の実践レポートと、先駆的な大学の学長インタビューで構成。現場の人とトップの両方を揃えたところに、この本の狙いがあります。『文部科学教育通信』の連載を書籍化したもの。
インターンシップ実践ガイド
大学と企業の連携
日本インターンシップ学会東日本支部 監修/折戸晴雄・根木良友・山口圭介 編/玉川大学出版部/2017年4月
2015年の『入門』の実践版。大学の取組と企業などでの受入事例を並べ、インターンシップに関する基本用語・実務用語200語の解説まで付いています。実務を回している人には、この用語解説が意外に便利です。
事業拡大を実現する中小企業のための「長期インターン」活用戦略
佐藤均 著/幻冬舎メディアコンサルティング/2016年11月
中小企業の経営者向けに、長期インターンを事業戦略として位置づけたもの。学術書ではありませんが、インターンを「採用の入口」ではなく「戦力」として扱っている点で、教育側の本とは視点が異なります。
隣接領域5冊
インターンシップを考えるための理論や方法を、隣の棚から借りてくる先。
越境学習入門
組織を強くする「冒険人材」の育て方
石山恒貴・伊達洋駆 著/日本能率協会マネジメントセンター/2022年3月
『越境的学習のメカニズム』の実践版。企業側に「なぜ学生を受け入れるのか」を説明するときに、この本の語彙が使えます。受入は学生への支援であると同時に、受け入れた側の学習でもあるという視点。
新しいキャリアデザイン
ニューノーマル時代をサバイブする
見舘好隆 監修・著/保科学世 ほか 著/九州大学出版会/2021年3月
コロナ禍を踏まえたキャリア教育テキスト。テレワーク対応のマナーやスキル、AIとの協働に必要なスキル、5つのキャリア原則などを扱います。インターンシップは主題ではありませんが、キャリア科目の教材として。
越境的学習のメカニズム
実践共同体を往還しキャリア構築するナレッジ・ブローカーの実像
石山恒貴 著/福村出版/2018年1月
会社等の枠を越えて学びの場を求める「越境的学習」が個人と組織にもたらす効果を、事例研究と定量調査で検証。長期実践型インターンシップは学生が大学と職場の境界を行き来する経験です。その構造を言葉にするのに、この本の概念がよく効きます。
「自ら学ぶ大学」の秘密
地域課題にホンキで取り組む四年間
眞鍋和博 著/北九州市立大学 監修/九州大学出版会/2015年4月
北九州市立大学地域創生学群を中心に、学生と教員が地域の方々と課題解決に取り組む姿をまとめたもの。書名に「インターンシップ」はありませんが、地域課題解決型の教育プログラム全体を扱っています。
大学生の学びとキャリア
入学前から卒業後までの継続調査の分析
梅崎修・田澤実 編著/法政大学出版局/2013年4月
インターンシップの本ではありませんが、キャリア教育の効果を独自開発の測定テスト(CAVT)と継続調査でどう測るかをやってみせた本。効果検証に取り組むときの先行例として参照する価値があります。
選んだ基準
- 研究書・学術書と実務書・ガイドは、インターンシップを主題または主要な章に据えたもの。
- 除いたもの:学生が選考を突破するためのテクニック本(就活対策本、インターン選考の攻略法、エントリーシート・面接のノウハウ本、年版シリーズなど)と、大学・自治体・行政の年次報告書。ここが今回いちばん多くを落とした部分です。ただし、キャリア教育の授業で使うテキストは、プログラムを設計・運営する側の教材選定に関わるため入れています。
- 隣接領域は、インターンシップを考えるための理論や方法を借りてくる先として、私が実際に参照しているものです。
- 書誌(書名・副題・著編者・出版社・刊行年・ISBN)は、出版社の公式ページを一冊ずつ開いて確認しました。公式ページが取得できなかった数冊は、書店・書誌データベース・学会書評など複数の情報源で一致を確認しています。
- 「主な読者」と「テーマ」は私の分類で、出版社が付けたものではありません。
確認できなかった候補
探したものの、実在または書誌を確認できませんでした。この一覧には入れていません。
- 『インターンシップの新展開』(学文社)— 単行本としては確認できず。「インターンシップの新展開」は学会誌『インターンシップ研究年報』第8号・第9号の特集タイトルとしてJ-STAGEに存在します。
- 経済産業省『成長する企業のためのインターンシップ活用ガイド』— PDF配布の行政資料で、市販書籍ではありません。
- 各大学の実践記録、地域の中間支援組織が作った冊子 — 市販ルートに乗らないものが多く、今回は追えていません。
確認できたものだけを並べた一覧です。ここに載っていない本は、存在しないのではなく、私が確かめられなかっただけです。「この本が抜けている」をお知らせいただけると助かります。集まったら追加します。
作成:今永典秀
研究書・学術書
年代順に並べると、この分野が何を問うてきたかが見えてきているように感じています。
黎明期:「そもそも何か」を書いていた頃
古閑博美ほか『インターンシップ』(学文社、2001年) 1997年の三省合意から数年後。知識や技術だけでなく実践的な問題解決能力が必要だ、という問題意識から、職場実習の意義を論じています。現在は品切れ・重版未定。
高良和武監修『インターンシップとキャリア――産学連携教育の実証的研究』(学文社、2007年) 日本のインターンシップ研究の基礎文献と言っていい一冊。文系・理工系・大学院・海外の事例を並べ、受入企業と学生の意識のギャップや採用との関連性まで検証しています。吉本圭一、亀野淳、和栗百恵、田中宣秀といった、その後のこの分野を担う面々が執筆しています。これも品切れ・重版未定です。
この2冊が、18年前と24年前のものです。そして、どちらも今は書店で手に入りません。
中間期:テキスト化と、学会の声
古閑博美編著『インターンシップ――キャリア教育としての就業体験』(学文社、2011年)と、その第二版『インターンシップ 第二版――キャリア形成に資する就業体験』(2015年) 理論編と実践編の二部構成。実践編が履歴書の書き方からネットリテラシーまでなので、研究書というより授業用テキストです。副題が初版と第二版で変わっているのが、小さいけれど面白い点です。
日本インターンシップ学会関東支部監修『インターンシップ入門――就活力・仕事力を身につける』(玉川大学出版部、2015年) 提言編・理論編・実践編の三部構成。学会が監修した最初の一冊です。(監修名義が「関東支部」です。現在の「東日本支部」の前身で、この改称自体が小さな歴史になっています)
最近:対象が分かれてきた
中原淳編『人材開発研究大全』(東京大学出版会、2017年) 896ページの大部のうち、第7章が見舘好隆「インターンシップによるキャリア育成の効果」。インターンシップを組織参入前の人材開発として位置づけたところが重要です。
五十畑浩平『スタージュ――フランス版「インターンシップ」 社会への浸透とインパクト』(日本経済評論社、2020年) フランスの義務的インターンシップ制度を、18世紀のグランゼコール創設から現代の問題まで追った単著。日本の議論を相対化するのにこれほど役立つ本はありません。有給・数か月が当たり前の国で、何が問題になっているのか。
吉本圭一『キャリアを拓く学びと教育』(科学情報出版、2020年) 第6章「職場体験・インターンシップの日本的展開」、第7章「職業統合的学習(WIL)へ」、第8章「インターンシップの無業抑制効果」。インターンシップをWILの文脈に置いて論じています。
古閑博美・牛山佳菜代編著『最新インターンシップ――ニューノーマル時代のキャリア形成』(学文社、2023年) コロナ禍以降を踏まえて編まれた一冊。ICT化やSDGsまで扱い、誓約書・協定書などの資料も収録されています(私も一章担当しています)。
今永典秀編著『長期実践型インターンシップ入門』(ミネルヴァ書房、2024年) 手前味噌で恐縮ですが、長期実践型に特化した日本語の入門書として編みました。経験者の追跡調査を入れています。
このほか、対象が違うものとして、田島充士ら編著『学校インターンシップの科学』(ナカニシヤ出版、2016年)があります。教員養成の学校インターンシップを扱ったもので、企業とは対象が別ですが、ヴィゴツキー理論を使って実践と学びの行き来を説明するところは、長期実践型を考える上でも示唆的です。
実務書・ガイド
こちらはさらに絞られます。しかも、読者ごとにきれいに分かれています。
大学の担当者向け
日本インターンシップ学会東日本支部監修『インターンシップ実践ガイド――大学と企業の連携』(玉川大学出版部、2017年) 先の『入門』の実践版。大学の取組と企業の受入事例を並べ、実務用語200語の解説まで付いています。実務を回している人には、この用語解説が意外に便利です。
松高政編著『大学教育を変える、未来を拓くインターンシップ』(ジアース教育新社、2020年) 産学協働人材育成コンソーシアム(CIAC)監修。「インターンシップ専門人材」の実践レポートと、先駆的な大学の学長インタビューで構成されています。現場の人とトップの両方を揃えたところにこの本の狙いがあります。
『学生を育てるインターンシップ』(ジアース教育新社、2022年、電子書籍のみ) CIAC認定のインターンシップコーディネーターによる実践報告集。コーディネーター自身が書いた本としては、これが最も直接的です。リモートインターンシップの章もあります。ただし紙版がなく、電子書籍だけです。
企業向け
野村尚克・今永典秀『企業のためのインターンシップ実施マニュアル』(日本能率協会マネジメントセンター、2021年) これも自分の本で恐縮ですが、企業側の視点でプログラムの組み方を具体的に示した一冊です。実施を「投資」として位置づけました。
佐藤均『事業拡大を実現する中小企業のための「長期インターン」活用戦略』(幻冬舎メディアコンサルティング、2016年) 中小企業の経営者向けに、長期インターンを事業戦略として位置づけたもの。学術書ではありませんが、インターンを「採用の入口」ではなく「戦力」として扱っている点で、教育側の本とは視点が違います。
学生向けテキスト
松高政・西岡亜矢子『完全版 インターンシップの教科書』(ナカニシヤ出版、2024年) 改正後の定義に対応した授業用テキスト。これは学生が読む本ですが、キャリア科目を持つ教員にとっては教材選定の選択肢になります。
隣の棚から引っ張ってくる
インターンシップの本が少ない以上、考えるための言葉は隣接分野から借りてくることになります。私が実際に使っているものを、いくつか。
石山恒貴『越境的学習のメカニズム』(福村出版、2018年) 実践共同体を行き来することで人は何を学ぶのかを、事例研究と定量調査で検証した一冊。長期実践型インターンシップは、学生が大学と職場の境界を行き来する経験です。その構造を言葉にするのに、この本の概念がよく効きます。
石山恒貴・伊達洋駆『越境学習入門――組織を強くする「冒険人材」の育て方』(日本能率協会マネジメントセンター、2022年) 上の実践版。企業側に「なぜ学生を受け入れるのか」を説明するときに、この本の語彙が使えます。受入は学生への支援ですが、同時に受け入れた側の学習でもある、という視点です。
梅崎修・田澤実編著『大学生の学びとキャリア――入学前から卒業後までの継続調査の分析』(法政大学出版局、2013年) インターンシップの本ではありませんが、キャリア教育の効果をどう測るかを継続調査でやってみせた本です。効果検証をやろうとしたときに、先行例として参照する価値があります。
この他、見舘好隆監修・著『新しいキャリアデザイン』(九州大学出版会、2021年)など、キャリア教育のテキストにも参考になるものがあります。
並べてみて、気づいたこと
1. 二つの山がある 2001年・2007年の黎明期と、2015年以降の山。その間の約10年間は、主題とする単行本がほとんどありません。インターンシップは普及しつつあったのに、本にならなかった。論文は書かれていましたから、「論文では蓄積されたが、書籍として統合されなかった期間」と言う方が正確かもしれません。
2. 基礎文献が手に入らない 『インターンシップとキャリア』(2007)も『インターンシップ』(2001)も、現在は品切れ・重版未定。この分野に新しく入ってきた人が、出発点となる本を買えないというのは、かなり困った状況です。大学図書館の所蔵や古書店を頼るしかありません。
3. 「効果」は、まだ章の単位で書かれている 効果に踏み込んだ記述は、吉本(2020)の章、見舘(2017)の章など、今のところ他の本の一章として置かれていることが多いようです。効果検証は研究論文の形で蓄積されるもので、一冊にまとめるには相当の量が必要ですから、これは自然な段階なのかもしれません。ここはもう少しちゃんと調べて、別の機会に書こうと思っています。
この一覧について
ところで、このリストは私が出版社の公式ページで書誌を確認できたものだけです。確認できなかったものは、存在しないのではなく、確かめられなかっただけです。
とくに、各大学が出している実践記録や、地域の中間支援組織が作った冊子には、市販ルートに乗らないものが多いはずです。「この本が抜けている」を、ひとつでも教えていただけるとありがたいです。 集まったら、またまとめて公開します。
