なぜこのページを展開しようと思ったのか?
私は銀行と不動産会社で11年働いたあと、大学に移りました。実務家教員としては、早いほうの年齢だったと思います。
何より、驚いたのは、自分自身が今一番驚いてますが、一回も講義を行ったこともなく、研究も行ったこともなく、
一回応募しただけで、大学の世界に来てしまったということです。
正直に言うと、最初の数年はかなり苦労しました。最近までずっとかもしれませんが・・・・
授業は思ったように伝わらず、研究は何から手をつければいいのかわからず、学内の仕事は誰に聞けばいいのかもわからない。自分の常識・世界観と違う人たちもたくさんいる。
実務ではそれなりにやれていたはずなのに、大学では新人以下・若手という感じ(今もかもですが・・・)でした。
同じ立場で相談できる人も、周りにいませんでした。
それから、いろいろなことをやってきました。日本で初めての経営専門職学科の立ち上げに関わり、新設大学の設置に加わって事務局長も務めています。学会では副会長や支部長を引き受け、他大学の第三者評価委員も務めました。実務家教員そのものを対象にした研究も続けています。社会貢献活動の中で、NPO法人やまちづくり団体の理事、スタートアップ企業のメンターなども務めたりしました。
どれも、引き受けた時点では何もわかっていませんでした。その都度つまずいて、周りに助けられて、なんとか形にしてきただけです。だからお話しできるのは、うまくいった話よりも、どこでつまずいて、どのような苦労・苦難があり、それを乗り越えてきたかということ、そのプロセスを伝えていきたいと思っています。
ここは、私が素晴らしい、どうだ!!という場ではなくて、そのプロセスの中で、あー、これあらかじめ知っておけばよかったなーと心から思ったことがたくさんあり、それを伝えていく場になればいいと思っています。
<これから構想して展開していきます>
・まず、あるあるから 大学に来た実務家がぶつかる「あれ?」を集めました。うなずきながら読んでいただければ。
・これからめざす方へ 実務家教員という道の魅力と現実を連載で書いています。自分の実務経験を「教えられること」に変える棚卸しシートもどうぞ。 → 連載を読む/棚卸しシートを使う
・着任した方へ 授業、研究、学内の仕事、社会とのつながり。向き合うテーマを4つの領域で地図にしました。
・学内で役割を担うことになった方へ 学科の新設、大学の設置、事務局の仕事、学会の運営、他大学の評価。引き受けてから調べても間に合わないことを書いています。
・大学・研修ご担当の方へ FD・SD研修、実務家教員養成課程の講義、学会・研究会での講演をお引き受けしています。 → 研修・講演のご依頼(研修内容なども発信していきたいと思っています)
・研究と成果 科研費による専門職大学の実務家教員研究の成果を公開しています。