企業・経営者向けの伴走支援
中小企業のインターンシップ活用、越境学習・プロボノ・「ミギウデ」の活用、採用と育成の新潮流への対応など、人と組織を育てる伴走者として企業をサポートします。
2025年のインターンシップルール改正以降、採用・育成のあり方は大きく転換期を迎えています。研究と実践の両軸から、皆様の企業課題に応じた伴走支援を提供します。
研究の概要
・越境学習・プロボノ・ミギウデの研究
個人のキャリアを所属組織内で完結させない時代における、越境学習の意義と方法論を研究しています。プロボノ活動、副業・兼業、地域での「ミギウデ(右腕)」としての関わりなど、新しい働き方・学び方の実証研究を行ってきました。
特に、中小企業への越境学習が、越境者本人だけでなく、受け入れる中小企業側にとっても「被越境学習」として大きな価値があることを明らかにしてきました。
・コーディネーター機能の研究
地域中小企業のインターンシップにおいて、学生・大学・企業の3者を調整するコーディネーターの存在価値を実証的に研究しています。中間支援団体が地域の人事機能を共創する事例(東海地域における「地域の人事部」の実践など)も研究対象としています。
・採用と育成の新潮流に関する研究
オープンカンパニー・インターンシップが当たり前となった昨今、採用につながるプログラム設計と、社内の人材育成への波及効果を研究しています。
主な実践事例
・東京中小企業投資育成株式会社(SBIC)との連携
中堅・中小企業の経営者・人事責任者・実務担当者向けに、インターンシップの活用と実装をサポートしています。
・2025年8月:中堅・中小企業のためのインターンシップ活用セミナー(定員120名)
・2026年3月:中堅中小企業のインターンシップ入門研修(全日研修)
・日本能率協会(JMA)との継続的連携
人事担当者向けの勉強会・交流会で、最新のインターンシップ潮流と採用実務についての知見を共有しています。
・2025年7月:九州人事交流会 第4回(福岡)「いかに学生に自社の魅力を伝えるか」
・2026年1月:第6回人事勉強会(東京)「インターンシップが変える 採用の未来」
・HR Camp大阪・公開セミナーへの継続的登壇
・愛知中小企業家同友会
地域の経営者団体と連携し、インターンシップ改善サポートプロジェクトに取り組んでいます。
・NPO法人G-netを中心としたチャレンジ・コミュニティ・プロジェクトとの長年の協働
地域の中間支援団体として全国に知られるNPO法人G-netと、長期実践型インターンシップ、社会人インターンシップ(ふるさと兼業)、若手の地域・ローカルキャリアの活躍推進(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)など、地域中小企業の経営革新に向けた取り組みの研究や実践をサポートしてきました。
・名古屋市・自治体での副業兼業セミナー講師
名古屋市主催の「中小企業のための兼業副業・プロボノ人材活用セミナー」など、副業・兼業を企業が活用するための実践セミナーで講師を務めてきました。
関連する論文・著書
主な著書
・『長期実践型インターンシップ入門』(編著)ミネルヴァ書房, 2024年
・『共創の強化書』(共著)中央経済社, 2023年
・『企業のためのインターンシップ実施マニュアル』(共著)日本能率協会マネジメントセンター, 2021年
代表論文の概要
▶ 「中小企業への越境学習と中小企業にとっての被越境学習」(商工金融, 2024年・招待論文)
「越境学習」を一方向ではなく双方向の現象として捉え直す試みの論文です。社会人や学生が中小企業へ越境する際、越境者自身の学びだけでなく、受け入れる中小企業側にも「被越境学習」と呼ぶべき重要な学びが生まれます。
中小企業は、外部の越境者を受け入れることで、社内の暗黙知の言語化、新たな視点の導入、組織風土の見直し、新規事業の発想など、計り知れない価値を獲得しています。本論文では、この双方向の学びのメカニズムを実証的に明らかにし、中小企業が積極的に越境者を受け入れる経営的意義を提示しています。
▶ 「コーディネーターが介在する地域中小企業の人事機能の共創─中間支援団体が主導する東海地域における地域の人事部の実践事例─」(地域活性研究, 2024年)
地域中小企業の多くは、独自の人事部門を持つことが難しく、採用・育成・組織開発の課題を一社で抱えがちです。本論文では、東海地域の中間支援団体が「地域の人事部」として機能し、複数の中小企業の人事課題を共創的に解決していくプロセスを実証研究として分析しました。
コーディネーターが介在することで、中小企業同士、企業と学生、企業と地域社会のあいだに新しい関係性が生まれ、それぞれの組織が単独では獲得できない価値を共創していく仕組みを明らかにしています。地域の人事機能を「共創」する新しいモデルの提示として、各地域の中小企業支援に応用可能な知見を含んでいます。
▶ 「中小企業の長期実践型インターンシップにおけるコーディネーターの存在価値─地域中小企業・コーディネーター・学生の3者の視点からの調査分析─」(日本NPO学会 ノンプロフィット・レビュー, 2022年・査読付き)
長期実践型インターンシップが「単なる採用ツール」を超えて成果を生むには、学生・大学・企業の3者の調整役となるコーディネーターの存在が不可欠です。本論文では、地域中小企業・コーディネーター・学生の3者それぞれの視点から、コーディネーターが果たしている役割を実証的に分析しました。
特に、コーディネーターが介在することで、学生は「企業を見る目」が育ち、企業は「学生から学ぶ姿勢」が育ち、結果として企業の組織開発・採用力向上にもつながる好循環を明らかにしています。コーディネーターの専門性と機能を可視化し、地域人材育成の社会基盤としての位置付けを論じた基礎的な研究です。
▶ 「社外のプロボノを活用した地域の中小企業の価値創造プロジェクト─NPO法人G-netによるふるさと兼業の事例より─」(地域活性学会, 2020年・査読付き)
社外のプロボノ人材(本業のスキルを社会貢献に活かす人材)が、地域中小企業の経営課題解決にどう貢献できるかを実証的に分析した研究です。NPO法人G-netが運営する「ふるさと兼業」の事例から、プロボノ人材の介在が、中小企業の事業改革・人材育成・地域貢献の3つの軸でどのように価値を創出しているかを明らかにしました。
副業・兼業時代における新しい働き方と、地域中小企業の経営革新を結びつける可能性を示した先駆的な研究として、関連分野で広く参照されています。
▶ 「長期実践型インターンシップによる入社後の効果─参加学生に対する追跡アンケート調査─」(地域活性研究, 2025年・査読付き・筆頭著者)
長期実践型インターンシップに参加した学生が、卒業後の社会人キャリアにおいてどのような効果を得ているかを、追跡アンケート調査で実証した研究です。インターンシップ参加経験は、卒業後の早期戦力化、職場での主体的な関わり、自律的なキャリア形成において、明確に優位性をもたらすことを示しました。
「インターンシップは単なる就職活動の手段ではなく、長期的なキャリア形成の基盤を築く教育プログラム」という位置付けを実証的に裏付けた最新の研究です。
研究業績の詳細(全52本の論文)は researchmap (https://researchmap.jp/imanaganorihide) をご覧ください。
提供できること
経営者・人事責任者向け
・インターンシップ活用に関するセミナー・研修
・採用と育成の新潮流についての講演
・自社のインターンシッププログラム設計支援
・副業・兼業・プロボノ人材活用の戦略立案
中小企業の現場向け
・個別のインターンシッププログラム策定
・受け入れ体制の構築支援
・学生との関係構築方法の研修
・インターンシップ後の社内還元(被越境学習効果)の最大化
業界団体・経営者団体向け
・会員企業向けセミナー・勉強会
・地域の人事機能共創プロジェクトのファシリテーション
・講演・パネルディスカッション登壇
中間支援組織・コーディネーター向け
・コーディネーター育成研修
・プログラム設計のアドバイザリー
・事例研究の共有・対話の場づくり
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